Solution_それが答え
ダメだダメだ
もう何も
考えられない
はぁ はぁ
荒い呼吸に湿った音が響いている。
まだ昼間だというのに、カーテンを締め切った薄暗い部屋のベッドの上で、二人の少年が戯れていた。
薄い裸の胸を、汗が流れる。
リョーマは目の前の男の動きを追うことに夢中になっていた。
軽く伏せられた目にかかる睫毛に、唾液で光る薄く開いた唇が、美しい。
絡められた舌を吸い、顎から滴る汗を舐め上げる。
もうこの男以外何も見えない。
この男の全てを舐めつくして噛みつくして飲み込んでしまいたい。
衝動を抑えきれずに跡部の頭を強く噛む。
いてっ、と小さい悲鳴が上がり下腹部にあった跡部の顔がリョーマを見る。
リョーマが何も言わずに見つめていると、跡部はにやりと笑いリョーマのペニスを舐めた。
「すぐに天国にイケるぜ」
下肢を掬い上げられると自然と腰が浮いた。
跡部はリョーマを後ろから抱きかかえるようにして眠るのが好きだ。
どこもかしこも密着させて、二人で一つのように。
伺うように呼吸を合わせれば、心臓の鼓動も揃う。
リョーマの頭に鼻を押し付け深く息を吸い込めば、汗で湿ったリョーマの匂いがした。
これで完璧だ。
跡部はふと浮かんだ言葉に満足したように笑んだ。
これで、完璧だ。
back 06/3/23
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